公表した計算書類を確認しましょう!

福岡県内の社会福祉法人を400法人程度ピックアップして各法人が財務諸表等電子開示システム(WAM NET)を通じて公表した計算書類をチェックしてみたところ、上記システムへの金額の入力誤りと思しきケースが散見されました。

入力誤りではないかと思う理由は以下の通りです。
①当年度の計算書類の「前年度決算」の金額と、前年度の計算書類の「当年度決算」の金額が一致していない
②貸借対照表において、現金預金や事業未収金の残高がマイナス表示されている

公表した計算書類に明らかな誤りがあると、法人の管理体制に疑問を持たれることになってしまいかねません。
計算書類を公表した際は、それが正しい内容となっているか、(統括)会計責任者等が事後チェックすることが望まれます。

ちなみに、当事務所では、会計顧問をお引き受けしたお客様がWAM-NETで公表した計算書類についても、毎年チェックいたします。

当事務所では、社会福祉法人の皆様に対し、各種サービスをご用意しています。
詳しくは社会福祉法人の皆様のページをご覧ください。

社会福祉法人専門の公認会計士事務所
大谷公認会計士事務所
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